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4月1日のアレ -虚実- [Accident]

 新年度も早々ではありますが、パソコンがもんごれました。ややもすると「もんごれ・る」は局地的な方言であるのかもしれませんが、私が意図せんとしたおおよそはご理解いただけるのではあるまいか。つまり、「一度は嫁いだけれども、姑との折り合いが悪く、また夫のギャンブル癖にほとほと愛想をつかし、幼い息子の手をひいて実家に帰った。しかし、出戻りに対する田舎の目は冷たく(中略)情状酌量により執行猶予のついた判決が下った」のです。
 もんごれたパソコンはリカバリするにかぎるってんで、その前に、まずは付属のソフトでもってデータをバックアップ。はい、リカバリ。はい、データを復元。はい、元通り……あれぇ、不具合まで復元されてるよぉ。
 そんなわけで、新学期を文字通りイチからスタートするパソコンでヒーヒーいいながらお送りする「本日のアレ」、仲村みうともどもひとつヨロシク!

デルタみう(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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8月8日のアレ -無二- [Accident]

 8月8日はフジテレビの日、なんつってる画面に向かって「知るかボケ」とシャウトする昨今、涼を求めて市営プールへと赴いたらば安全上の問題があるために開いておらず地団駄を踏んだ皆様におかれましてはいかがおすごしでしょうか。
 吸排水口が心もとない公営のプール(学校を含む)は全国に1900ヶ所からあるらしい。子どもが吸いこまれる事案はこれまでにもさんざっぱら起こっていたにもかかわらず、この体たらく。先日の埼玉県ふじみ野市での事案では、プールの監視業務を民間にマルッと投げていた実態が明らかになりました。プール開きの前に市の担当者が点検に訪れた際、水が入っていなかったにもかかわらず、排水口の心もとなさには気づかなかったそうな。おそらく昨年も、その前の年も、同様の状態だったのではあるまいか。今年はたまたまフタを保持していた針金が外れてしまい、子どもが吸いこまれた。
 例の耐震強度偽装問題にもつながるようなお役所の無責任体質、どうにかならんのでしょうか。

 しかし、バカンスにしゃれこむ余裕もない庶民にとって夏の唯一無二のお楽しみである市営プールが開かないとは、いかにも厳しい。プロレタリアートは楽しむな、ということでしょうか。富裕層は季節を問わずジムのプールでキャッキャキャッキャとできるのですから、こんなところにも格差があらわれるとはなんともはや。もう寝るしかありません。

キング(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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1月4日のアレ -こけたら笑う- [Accident]

 東北から北陸にかけての日本海側ではひどい雪に悩まされているらしい昨今。湯沢に位置するスキー場のいくつかでは雪崩の発生でケガ人も出ており、閉鎖を余儀なくされたゲレンデも多いのだとか。雪が少なくとも困るし、さりとて多すぎても困る。まるで人生のようです。よくわかりませんが。
 まだ1月もはじまったばかりであるというのに、各所で「観測史上、最大の積雪」を記録しているのですから、5月や6月にもなればいよいよ人間の住める土地がなくなることは目に見えています。いまのうちに冬眠の準備をしておきましょう。
 私の在住する地域も一応は「雪国」に含まれるはずなのですが、今年はどういうわけだか積雪が少ない。雪はそれなりに降るのですが、暴風とともに吹きつけるためであるのか、適度に白くなる程度にしか積もりません。数日もすれば消えてしまうか、あるいは水分を含んでぐじゃぐじゃになるか。
 この、かぎりなく水に近くなった雪というものが、意外とやっかいなのです。夕暮れを迎えて大気が冷えこんでくると、次第に凍結をはじめます。車道はともかく、除雪もされない歩道はツルッツルになるわけです。本日などは、自転車にて走行していた中学生ほどの男子が見事な転倒を披露していました。本当にお見事という他はない、芸術的なこけかた。少しもブレることなく、真横にスッテーンといきました。彼の後ろを走っていた友人も自転車を停め、腹を抱えて笑っていました。あの状況では正しいリアクションです。笑うしかない。
 というわけで、凍結した路面で転倒した人を見かけたら迷わず笑いましょう、という本日の結論。

お陰(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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10月13日のアレ -事故責任- [Accident]

 12日の午前9時50分ころ、JR京浜東北線大森駅近くの踏切を渡ろうとしていたお年寄りが普通電車にはねられた件。84歳の女性が死亡、75歳の女性が足の骨を折るなどの重傷を負うという痛ましい事故でした。
 当日、人身事故や緊急停車などが相次いでダイヤが乱れ、事故当時は一時間ほども遮断機が下りたままだったらしい。で、踏切には「こしょう」の表示。上がるのを待ちきれずに渡った結果、はねられてしまったのですね。
 各種報道によれば、しばらく待っているうちに一人が遮断機をくぐって渡りはじめ、それから堰を切ったように数人が後につづいたとのこと。はねられた75歳の女性はこのように語っているそうな。曰く、まわりが渡りはじめたから自分も、と。申し訳ないけれども、笑ってしまいました。いかにも日本人。赤信号もみんなで渡れば恐くありませんが、線路ではそういうわけにいかなかった。電車が急に停まれない具合は、車の比ではありませんから。
 散歩などしておると、私はしばしば赤信号を渡ります。パトカーが信号待ちしていてもお構いなし。ただし、自分の歩速ならばじゅうぶんに渡りきれるであろうと確認できなければ、私は渡りません。ところが私が渡りはじめると、思い出したようについてくる輩がいる。若人や自転車乗りならまだしも、お年寄りはいかがなものでしょう。
 遠くからやってくる白い車が見えるけれど、あの車がここまで到達するより前に、自分なら向こう側まで渡りきることができるだろう、と。つまり、私が確認したのはあくまでも自分の速度に基づいた安全であって、お年寄りの安全までは考慮していません。ですから、ついてこられても困るのです。
 京浜東北線の「開かずの」踏切を最初に渡りはじめたのも、おそらく若い人だったのではあるまいか。ささっと渡っちまえばオレっちにゃ問題ねえやってなもんだ、と。その若人につられて待ちきれなくなった数人が渡り、やがてお年寄りも……。しかし、その頃には列車が迫っていたのです。
 お年寄りの皆さん、くれぐれも無理はいけませんよ。

距離の二乗(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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7月22日のアレ -トヨタ vs ダイハツ- [Accident]

 夕刻、片側二車線の道路を走っていました。私は左側の車線にいて、10メートルほど前には銀色のヴィッツ、さらにその前には路線バスが見えます。右側の車線に車は見えないものの、制限速度をかなり超過したスピードで黒いムーブが迫ってくる姿がルームミラーに映っていました。
 ほどなくして太いマフラーの発する低音が右側に近づいてきて、ムーブが私の右斜め後方あたりまで到達したことがわかりました。そのとき、前方を走っていたバスが左のウィンカーを点滅させつつ速度を落とします。大安売りののぼり越しに五人ほどが並んでいる姿が見えますから、停留所に停まるのでしょう。私はムーブを先に行かせてから右の車線に移ろうと思いました。おそらく前を行くヴィッツも同じことを考えているはずで、こういう場合はどちらが先に入るか難しいタイミングになることも……などと、私の右横を通過するムーブの黒くかぎりなく低い車体を周辺視でとらえながら考えました。
 トヨタが自車の前に入ることをよしとしないダイハツが若干スピードをあげて、ヴィッツの横に並びかけた瞬間、ヴィッツはウィンカーを点灯させることもなく、なにかに引き寄せられるようにするりと右へハンドルを切りました。ムーブも慌てたことでしょう、右側へかなり急角度に寄って、車体の三分の一ほどが対向車線へとはみ出ます。しかし、それでは避けきることができず、銀色の車体がムーブの助手席側のドアへと吸いこまれていきました。
 おそらく「ドン」というありきたりな低い音がしたのだと思いますが、私はとにかくブレーキを踏むことに必死でよく覚えていません。私の後ろからやってきたゴルフが、タイヤをかなりすり減らして停車、それからもタイヤのきしむ音がいくつか響きました。
 銀・黒どちらの運転手にもけがはなかったようで、すぐにハザードランプを点滅させて左側に寄りました。両車とも運転していたのは若い女性で、どちらにも同乗者はなし。大した事故にならなかったことは、まったくもって幸いでした。
 が、大事故にならなかったのは単なる偶然だったのかもしれない。ヴィッツのほうは衝突の直前に気がついたらしく、少し左に戻ったようにも見えました。もしもそれがなかったら、ムーブを対向車線へと押し出していたかもしれない。そこに対向車がいたら、その対向車が大型トラックだったら……おそらく無事では済まなかったはずです。
 ヴィッツの運転手がなにを考えていたのか、私には知る由もありません。あるいはなにも考えていなかったのかもしれない。こういう出来事を目の当たりにしてしまうと、車の運転がにわかにおそろしくなってきます。考えてみれば、対向車の運転手がちょっとした気まぐれで右側通行を実践してみようなどとはけして思わない、という保証はどこにもないわけです。私たちの社会生活を支えているルールなんて脆弱なものであると、あらためて思い知らされました。


ヒストリー(写真はイメージです。本文とは関係ありません)


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5月5日のアレ -動転ボウリング- [Accident]

 JR西日本はどうしてしまったのでしょう。
 あの日、脱線した快速電車にはJR西日本の運転士ふたりが乗り合わせていた。ところがそのふたりは、救助活動を手伝うことなく次の駅まで歩いて、それから通常の業務についていたらしい。さらに、その運転士から携帯電話で事故を知らされた上司は「遅れないで来てください」などと指示したそうな。
 その事実を発表した最初の記者会見でJR西日本は、運転士ふたりが救助活動に参加しなかった理由について「気が動転していた」せいであると云ったように記憶しています。百歩譲ってその理由を信じるとしましょう。しかし、大事故を眼前に気が動転してしまい救助活動なんて思いもよらなかった当の運転士が、そのまま業務についていたとはこれいかに。車の運転ですら「悩みごとや心配ごとがあるときには控えましょう」と教わるというのに。
 しかし、上司が定刻の出勤を求めた、という情報が後から出てきました。となると、運転士は事故を上司に報告できるだけの「正気」を保っていたことになりますし、結局のところは上司の命令に従って救助活動に参加しなかったのが真相である、と考えるのが妥当というものでしょう。
 情報を小出しにして、しかも以前の発表内容の訂正(自己否定)を繰り返すという行為は、いかにもまずいと云わざるをえません。なにかを隠蔽しようとしていると解釈されても仕方ありませんし、少なくとも「誠意ある対応」には程遠い有様です。JR西日本は、雪印や三菱の失敗からなにも学んでいなかったのですね。事故当日に社員たちがボウリング大会を開いていた事案に至ると、新潟県警なんてものじゃありません。

 脱線した列車に乗り合わせた運転士から事故の報告を受けながら「早く出勤しろ」と命じた上司の気持ちも、実を云うと、わからないではありません。運転士が遅れることによって他の路線の運行に支障が出ると、当の上司が叱責されたり再教育を受けさせられたりするのでしょう。そうやって社員を管理することによって、「神業」と称される過密ダイヤを維持してきたのがJR西日本という組織です。
 JR西日本では、救助活動せずに出勤した運転士とその上司に対する処分を検討しているらしい。それも当然といえば当然です。が、鉄道に関わる者として、というよりも人間としてなにが大切なのかというコモンセンスを麻痺させてしまうような社員管理をしていた企業の責任こそ、問われてしかるべきではないか。個人に責任をなすりつけて知らん顔できる問題ではありません。

   

近作(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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5月2日のアレ -安全管理の安全管理- [Accident]

 かつての日本には「安全神話」と呼ばれるなにかがありました。それは高い技術力と勤勉な国民性(という信念)によって裏打ちされていたのかもしれません。実際のところ、事故や犯罪は多かったと思うのですが、それでも人々が神話を信じていられる程度の安全は守られていました。
 おそらくは阪神大震災が契機となったのでしょうが、日本の安全神話は崩壊しました。ぜったいに安全だと云われていた高速道路が横倒しになったことは、その象徴とされています。
 大震災から導き出された反省や教訓はいくつもありますが、日本は「安全である」との前提に立っていたことで危機管理をおろそかにしてきたのではないか、という点はかなり強調されていたように思います。事実、震災直後の官邸はまったく機能しなかったらしい。あの当時に比べれば、昨年暮れの中越地震における対応はかなり改善されたと云えるでしょう。
 ことが起こったときにどう対応するのか、それが危機管理です。どれだけすばらしい技術やシステムをもってしても、事故は起こりますし、天災を前にして人間は無力です。危機管理能力を高めることは非常に重要ですし、その点において私たちは阪神大震災という大きな犠牲を無駄にはしていないと云えるでしょう。
 JR福知山線の脱線事故から一週間が経過しました。遺族の方々をはじめ、電車が衝突したマンションの住民やJRの職員にとってはGWどころではないはずです。大きな犠牲は出ましたが、直後の救助体制については高く評価できるものであったらしい。危機管理体制がうまく機能した結果なのでしょう。
 ことが起こらないように常日頃から注意を怠らないこと、それが安全管理です。事故の原因はまだ判明していませんが、しかし、JR西日本の安全管理に問題があったことは明らかになっています。JRだけではなく、閉鎖されている滑走路に日航機を誘導し着陸させた羽田空港の管制官も然り。危機管理ばかりに気をとられて、安全管理がおろそかにされているような気がしてなりません。
 以下は論理の飛躍かもしれませんが、たとえば北朝鮮は日本へ向けてミサイルを撃ってくる可能性がある。そのミサイルを迎撃するために、日本は巨額を投じてミサイル防衛を進めています。こうした国防上の危機管理はもちろん重要(費用対効果の問題は別として)ですが、しかし北朝鮮にミサイルを撃たせないようにするという外交上の安全管理はそれ以上に重要なはずです。が、どうも威勢のよい言葉に押されてしまうかたちで、安全管理がままならなくなっているようにも思えます。(アメリカのように)口では強いことを云いながら裏では交渉ルートをちゃっかり確保している、といったことならいいのですが、そうでもないのが日本の現状らしい。
 安全管理と危機管理。どちらも重要であることはたしかですが、あえて云えば、常日頃から注意を怠らないことのほうが上ではないか。とくに今回の脱線事故のようなヒューマン・エラーは、きちんとした管理がなされていれば起こらなかった可能性は高いわけです。もはや神話は必要ありませんが、この事故を契機として、もう一度「日本は安全な国だ」と胸を張れるようにしたいものです。

チラリズム(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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4月28日のアレ -私刑への戸惑い- [Accident]

 当ブログも100回を数えるまでになりました。ありがとうございます。そんな記念すべき日に、教育テレビでは『未来少年コナン』が最終回を迎えました。最終話のタイトルが「大団円」とは驚きましたが、たしかに大団円としか表現しようのない終わり方でした。これもなにかの縁と思い、将来もしも自分の子どもを授かったなら「コナン」と命名することに決めました。漢字の表記は「虎南」でしょうか。


 兵庫県尼崎市のJR福知山線で起こった快速電車の脱線事故、本日までに確認された死亡者数は百人をこえたそうです。国鉄がJRとなってからは最悪の事故なのだとか。マンションに巻きつくようにひしゃげた車両をテレビで見るにつけ、あのなかに生存者がいたということが奇跡に思えてなりません。車両のどのあたりに立っていたか、あるいは座っていたかという、ほんの小さな要因が生死を分けたのかもしれない。
 ところで、ある遺族が報道陣に囲まれて怒りをあらわにする姿が、ニュースで流れていました。たしか父親を亡くされた若い女性で、JRの対応についての不満をぶちまけているのでした。その部分しか放映されなかったので詳細な前後関係はわかりませんが、謝罪に訪れたJRの職員に対して棺に収められた遺体を見るよう促したのに、職員はただうつむくだけで見ようともしなかった、という状況だったらしい。父親の死という結果を招いたのはJRの責任であるにも関わらず、JRの職員はその現実を直視しようとしなかった、という憤りだったのかもしれません。
 現在のところ確たる事故原因が判明したわけではありませんが、どうやら、運転士がスピードをあげすぎたことが大きな要因のひとつであるらしい。そしてスピードをあげざるをえなかった背景には、会社による(前近代的な)社員管理と過密ダイヤがあったのではないか、とも指摘されています。置き石が原因でなかったとするならば、いずれにしてもJR西日本の責任は免れないのでしょうから、遺族の怒りがJR西日本に向けられるのも当然といえば当然です。
 しかし、あの女性の怒りに、一視聴者でしかない私はいわく云いがたい戸惑いを覚えました。
 彼女の心中を察するに余りある状況ではあります。とはいえ、父親の遺体を示して「直視せよ」と迫るのはあまりに酷ではないか。たとえば意を決して遺体を目にしたJRの職員がその場に泣き崩れでもすれば、遺族としては気が済んだのかもしれません。しかし、あえて書きますが、それは私刑にも等しい行為であると私は思います。
 現実を直視することは重要です。それをしなければ、未来へとつながる教訓を得ることはできません。事故の犠牲者を直視することが、現実を直視することなのかもしれない。けれど、一職員がひとりの遺体を凝視したからといって、残念ながら、なにがどうなるわけでもないでしょう。その職員の人生には大きな影響をあたえるかもしれませんが、その影響が、将来へ向けて望ましいかたちで作用するかどうかはまったくわかりません。
 なにが起こったのかをすべて明らかにし、そこから再発防止につながる教訓を導き出して、会社側にその実行を徹底させる。それが亡くなった方々の死を無駄にしない唯一の道であり、(遺族にかぎらず)遺された者の使命ではないでしょうか。だれかを責めて、だれかに土下座をさせて、それで溜飲を下げることに意味はないと思います。おこがましいことを承知で、思うところを書いてみました。

無味(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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4月21日のアレ -死にざまロマン- [Accident]

 日本におけるアクロバット飛行の第一人者であるロック岩崎こと岩崎貴弘氏がお亡くなりになったそうです。享年53歳。
 夏に開催されるイベントに向けて、訓練飛行を行なっている最中の事故。「ベストに近い天候」(空港関係者談)に恵まれ、機体に異常があったわけでもないらしい。ほんの些細なミスあるいは機体のトラブルだったのかもしれませんが、たとえば機首を上げるのがゼロコンマ何秒おくれた、それだけでも致命的な事故につながるのがアクロバットの世界なのでしょう。これはもう、仕方ないとしか云いようがありません。
 岩崎氏は18歳で航空自衛隊に入隊、イーグルファントムといった戦闘機を乗りこなしてきた経歴をもつ、まさに超一流のパイロットでした。そんな人であっても、死ぬときにはあっけなく死ぬという不条理。
 とはいえ、以下はまったく個人的な考えになりますが、その瞬間までコクピットで操縦桿を握りしめていたという最期は、岩崎氏にとって本望だったのではないか。特攻にも通じるような、ある種の「ロマン」がそこには存在するはずです。もちろん、のこされた人々にとってはあまりに突然の訃報ではあります。が、ロマンとは、もとより悲壮感をたたえているものであり、「機械式クロノグラフは男のロマン」なんて軽々しく口にしてはならない -なにか- であるはずなのです。
 岩崎氏は、大空というロマンに生き、そして散った。ご本人とて、まだ死にたくはなかったことでしょう。しかし、常に覚悟はできていたはずです。死にざまこそが生き様、とエレファントカシマシのような言葉で本日を締めくくりたいと思います。

宴のあと(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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4月5日のアレ -でたらめ皮フ科- [Accident]

 思いついたことはなんでもメモしておくこと。どこでなにがどのように生きるかわからないから。
 学生時代の恩師の言葉です。大学卒業してもなお、私は愚直なまでにこの教えを守りつづけてきました。一時期、ボイスレコーダーなるデジタル機器に頼ったこともありましたが、結局、紙とペンに帰着した私のIT革命は、いまだ五里霧中です。
 ところで、大学教授である恩師にとっての思いつきとは、たとえば論文のアイディアであったり、講義の枕に聞かせる雑談のネタであったりするのだろうと思います。なるほど、ふと書き留めた一文が有効に「生きる」場が確保されているのですね。
 他方、私の思いつきはどうでしょう。たしかに、なんでもメモしておくという習慣は、卒業論文のためフィールドワークへと出向いた際にとても役立ちました。数ヶ月して、見聞きしたことをいざ論文にしたためようとすると、あれだけ鮮烈だった記憶が意外や色あせてしまっているのですね。人間とは忘却の存在である、とはよく云ったものです。
 とはいえ、メモを活用できた経験といえばその程度です。それでも思いついたことを書き留めつづける私。メモ用紙やレシートの裏になぐり書きすると、そのままクリップにはさみこんで見向きもしません。これはもったいない。そんなわけで、本日はたまりにたまったメモの一部を生かしてみたいと思います。
 なにしろ、思いついたことを思いついた瞬間に思いついたとおりに書きなぐりますから、そのときのテンションや心理状態が如実に反映されているわけです。たとえば次のようなもの。

・今年もまた踏み台ショーコーの季節がやってまいりました。
・クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券会社 ――長男 29

 メモのとおりに書き写してみました。まずもって、ふたつの文章を箇条書きした意図がわかりません。しかもクレディ・スイスに至っては「長男 29」です。なんでしょう、ロリータ18号みたいなものでしょうか。
 自分の書いたものを後から読みかえすとなんだかわからない、ということはしばしばありますが、書いたときの自分に立ち戻ることをみずから拒絶しているかのようなメモには、当惑すら覚えます。

「猫って幽霊が見えるのかな?」
     ↓ 想像をふくらませていって…
家族を紹介します 父ちゃん母ちゃんさだまさし

 理屈ではないのでしょう。でも、想像をどのようにふくらませれば「さだまさし!」に行き着くのか、いまとなっては見当もつきません。
 その点、次のメモにはまだ理性を感じます。

おしゃれセレブ
「キラキラアクセ」となんの臆面もなく云えないとセレブにはなれんのね
平子理沙がセレブ?

 このときの私は、まちがいなくセレブについて(否定的に)考えていたはずです。それはいいのですが、その上に太いサインペンでもって書き足してあります。

ブルガリア・エストニア・リトアニア・ラトビア・ルーマニア
  スロベキア・スロバキアが新加盟

 東欧諸国がセレブの仲間いり?
 おそらくそういうことではなく、思いついたときに新しいメモがなかっただけなのでしょう。しかし、なにも平子理沙にNATOの加盟国を上書きしなくても、と思いますね。
 また、紙のすみっこにポツリと書いてある言葉がけっこうありました。これらに至ると、書き留めておこうとした当時の自分が恥ずかしくなってきます。

正晴の二世(おそらく後藤田正純と水野真紀の結婚に際してのメモ)

かぼちゃワイン実写化(まだのようです)

でたらめ皮フ科の荒療治(わかりません)

 W先生、お元気ですか。その後、プリウスの調子はいかがでしょう。先生にお教えいただいたとおり、私はいままでメモをとりつづけてきました。どこでどのように生きるかわからないと先生はおっしゃいましたが、本日になって、その意味をようやく理解できたような気がします。
 私の思いつきは、ブログのネタに結実しました。

 

主婦のストレス(写真はイメージです。本文とは関係ありません)


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