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2月23日のアレ -前- [Health]

 酒と女とキャラメルコーン!
 こんばんは。相も変わらずジャンクフードばかりのうすたです。人生それ自体がジャンクなだけに、それも致し方ないかと諦念の境地へソフトランディングなエブリデーロープライスな身体の一部がホットホット。
 薬局にて風邪薬を購入しようと箱の裏を熟読したところ、しっかり「服用後の記者会見は控えてください」と書いてある。中川氏は注意書きをちゃんと読まないからあんなことになるのです。ほんの数秒でも注意を向ければ、60億の笑い者にはならずにすんだのに。
 ネット上での薬の販売を規制することについて議論がかまびすしいようです。たしかに、「世界に恥をさらす」といった副作用があるにも関わらず、それを知らされないまま購入し服用してしまうのは避けたいところではあります。しかし、副作用を認識しないまま購入することは、なにもオンラインにかぎった話でもないような気がする。私はベンザブロックを購入しましたが、そのとき、薬剤師に相談したわけではありません。本来ならば、その薬の効能や成分、自分のアレルギーなどについてお伺いを立てたうえで購入するのが望ましいのでしょう。でも、それを実践している人がどれほどいるか。実際のところ、オンラインで購入するのもオフラインで購入するのも大差ないのが現実ではあるまいか。
 とはいえ、オンラインにて購入する際に、もしも箱の裏側まで確認できないとなった場合、つまり最低限の用法や注意書きを視認できないまま購入へと至るとすれば、それは問題がある。件の中川氏がどういった風邪薬を服用してああなったのか知る由もありませんが、かりに秘書が適当に見繕った薬を適当にのんだのだとしたら、自業自得であるとはいえ、不幸であったと考えられなくもない。繰り返しになりますが、自分の目で「服用後の記者会見は控えてください」を確認してさえいれば、質問している記者がどこにいるのかわからなくなることはなかったはずなのです。ふぅ。
 と、ここまでが前フリで、最後に私なりの結論を書きますと、お薬のネット販売には反対です。近い将来、この国でも風邪薬から精製したおクスリが蔓延するようになるはず。それを食い止めるためにも、薬は少しでも手に入りにくいほうがいいのです。前フリ、いっこも関係ねえ。

のの.jpg

さて、お味n(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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3月21日のアレ -負け- [Health]

 局所的に桜も咲いたらしい早春の彼岸、ラリーカー・コレクションをいくつ買っても「LANTIA STRATOS HF」が出ない皆様におかれましてはいかがおすごしでしょうか。それ、俺。メーカーの戦略にどっぷりです。トホホ。
 タミフル、どうなんでしょう。いいのでしょうか。とりあえずティーンエイジャーはのんだらあかん、という話になっているようですが、とはいえ、たとえば還暦を迎えた私が医者にかかって「じゃあ、タミフル出しときますね」なんて云われた日には、おそらくイヤな気分になる。実際のところ、たしかな効能が確認された薬品ではある、らしい。それで命を救われた患者も多数いることでしょう。
 しかし、病は気から、と云います。それが神がかり的に効くと信じていれば、偽薬(プラシーボ)でさえ病を癒すわけです。タミフルの場合、それは「逆プラシーボ」とでも云うべきでしょうか。真薬であるにも関わらず、(効能ではないにせよ)副作用の面で疑問符がついてしまったタミフルを安心して服用することはできない。気持ちのレベルでインフルエンザに負けてしまうのです。なんて恐ろしい。
 タミフル、どうなんでしょう。少なくも私には効かない、そんな気がします。副作用はさておき。

やー(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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3月11日のアレ -雑言- [Health]

 こんばんは。健康診断の結果と頭皮の状態はチョイ悪のうすたです。季節のせいか、体調がすこぶるすぐれません。春はふわふわしていけない。夏はだるい、秋はもの悲しい、冬はしばれる。もうヤダ、こんな生活。わかるよ、自分が変わればいいんだ。自分が変われば世界も変わる。あいつ嫌だなあ、あのアマさえいなけりゃリハビリとかもビンビンなのに。そうは云っても、あいつが現世から今すぐバニシングする確率はきわめて低いわけで、じゃあ俺がバニシングすりゃいいんじゃん。って、おめ、なんでそうなるのよ(田中義剛の感じで)。
 わかってるよ、考え方を変えればいいんだ。あいつのどんなところが嫌なのか。ひとりごとが多いところ。自分の都合しか考えないこと。三十路も半ばにさしかかって、往年のアイドルみたいな仕草。あ、チッキショー、血圧あがってきた。とにかく、そういった諸々に鉄槌を振り下ろしたくなる自分を変えればいいって寸法だな。
 ひとりごとが多いのは、うん、たぶん俺の気を引こうとしているんだ。自分の都合しか考えないのは、そう、いわばツンデレの「ツン」だな。で、最近の声優でもやらないような仕草やらポーズやらは、すると「デレ」に相当するわけだ……チッキショー、血圧あがってきた。
 なんかもう、あいつのために、というかあいつのせいで自分が変わるのもしゃらくせえ。おめ、なんで俺が変わらにゃならんのよ(田中義剛の感じで)。チッキショー、どっかにあのノート落ちてねえかな。

ジャポニカ(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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3月1日のアレ -インフル- [Health]

 ふと気がつけば3月。2007年もすでに二月が過ぎてしまったのか、と考えるのか、それともまだ十月もあるじゃんと考えるのか、それは貴殿の懐具合によるのですが、卒業式のサプライズゲストにGacktが来校してもかたくなに起立しようとしない(でも国歌は裏声でがなりたてるよ!)よっちゃんいかの再来と噂されている私などは、そろそろクリスマスの言い訳を考えはじめるわけです。「仏教徒だから」は4年前に使ったし、「甘いものは苦手だから」は使えないし、「免許もってないから」は関係ないし、「べ、べつにあんたのこと心配してるわけじゃないんだから」はツンデレだし……あー、もうめんどくせー。下痢してるからでいいや。もうずっと下痢してるから!


 ところで、近々の小学校ではインフルエンザが猛威をふるい、学年閉鎖までもが実施されているらしい。まさにバイオハザード
 で、インフルエンザの治療薬といえば、タミフル。おそらくは、件の小学校の児童のうち何人かには同薬が処方されているのではあるまいか。いまのところニュース沙汰になるような「異常行動」は出ていないようですが、といっても、高所からの転落とタミフルとの間の因果関係は確認できないってなところが厚生労働省の見解であるらしく。
 しかし、同省としてもほっとくわけにはいかないと踏んだのでしょう、インフルエンザに感染した未成年者が「異常行動」に出るおそれがあるとして、タミフルの服用とは関係なく、発症から少なくとも2日間は保護者が目を離さないよう呼びかけているそうな。タミフルを服用した中学生がマンションから飛び降りた。これといって自殺する理由も見当たらない。彼はなぜそんな行動に出たのか。それはインフルエンザの所為……。官僚の発想には恐れ入ります。
 いや、実際、感染した人を「異常行動」に駆り立てるような新型ウィルスであるとすれば、悠長なことは云っていられません。でもさ、そんなインフルエンザ起因説を信じる人がどれだけいるものか。ぼやぼやしているうちに、新たな薬害になりゃしないか。国策としてかなりの勢いで備蓄を進めたタミフルをふいにしたくないという思惑が働いてはいないか。
 ともかく、インフルエンザに感染しても、タミフルだけはのまないよう注意したいものです。どんなときも正露丸だぞ。

虚(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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12月24日のアレ -尿意ドン- [Health]

 クリスマスクリステルやクリ(自主規制)とは一縷の関係もなく、近場のサティへと出向くことに決めたのでした。
 部屋着のジャージを脱ぐと、一張羅のジーンズに脚を通し、チャックを上げて、ゴワゴワするコートを羽織ります。暗く湿った部屋をあとにして、寒風に背を丸めつつ車に乗りこんだそのとき、ふと尿意を催しました。しかし、尿意とはいえ激烈なるそれではなく、わざわざ部屋にとってかえして靴を脱いで云々するまでもない、軽度の尿意。サティの清潔なるトイレを拝借すれば事足りるであろうと膀胱具合を判断した私は、トヨタエンジンを控えめにふかしました。地球環境のためにエコドライブを心がけましょう。シートベルトを忘れずに。
 さてさてサティに着いた私は、トヨタから降りると、雲間にときおり顔をのぞかせる太陽を睨みつけながら、正面玄関へと急ぎます。相変わらずの尿意ですが、走り出したいほどの衝動を内に秘めたる膀胱にあらず、私はジーンズのポッケに両手をつっこみながら泰然とした面持ちでヒヤリとするほど暖かな店内を進みました。地球環境のためにエアコンの設定温度を一度下げてみましょう。食後のゲップを我慢して二酸化炭素の排出量をカット。
 トイレの表示を見つけた私はそちらに歩を向けて、ほどなく白光りするTOTOの前に立ちました。さあ、イッツ・ショウタイム。膀胱オープン。その前にズボンのチャックを開けて……なあんだ、もう開いてるじゃん。
 手間が省けた。しかし、いつ開けたものであるのか、まったく記憶にございません。部屋を出る際、チャックはたしかに上がっていたのです。とすれば、トヨタに乗りこんでからTOTOの前に立つまでのいずれかの段階において、私は任意でチャックを下ろしたのです。任意かつ無意識で。いずれの段階であるにせよ、ふさわしいタイミングではないことは甚だしい。
 尿意。これが、今回の謎を解くキーワードとなるでしょう。私は尿意を催していた。尿意を催しながら、トヨタを走らせた。NHKのFMから流れるジャズに耳を傾けながら、サティに着いたらまずトイレを拝借しようなどと漠然とプランを練っていた。トイレ、家電、玩具、書籍の順で回るのか、それともトイレ、玩具、家電、玩具、書籍にするのか、ピーマン、ホタテ、ホタテ、ウインナー、ネギがベストではないか、などと考えていた。
 そのいずれかのタイミングにおいて、私は社会の窓を開放した。
 街路にて、チャック全開の善男善女をときおり目にしますが、彼ら彼女らはけしてチャックを閉め忘れておるのではありません。ただ尿意を催している、そのまさに一身上の都合によりてチャックを開放しておるのです。

タイム(写真はイメージです。本文とは関係ありません)


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9月25日のアレ -どっちが- [Health]

 こんばんは、新しいスケ番には興味のないうすたです。本当です、信じてください。あまりにも久しぶりなので、いつもはどういった文章をどのくらい書いていたのか忘れてしまいました。本当です、信じてください。あ、近々に石垣島へとウインナー持って移住する予定です。嘘です、ごめんなさい。
 だれもが知りたいうすたの近況ですが、なにをおいても風邪をひきました。本日をもってだいぶ回復しましたが、まだのどがゼーゼーとまるでマルビナス諸島を凍てつかせる冬の風のごときに鳴っています。わかりにくいって云うなら冬の日本海でもいいけど、さすれば途端に演歌の世界に引き込まれて、なんだかこう湿っぽくなるっちゅうかね、俺にはおまえが最後のオンナみたいな話になりますからね。能登はいらんかいね、いえいえ結構ですと。ユリオカの思ひ出がドーパミンとともに血中をめぐりめぐってあなたの胸に。好きな男の腕のなかでもちがう男の夢を見るってことはつまり、タモリに抱かれながらコージー富田の鶴瓶を思い出して「似てるなあ」と関根勤の声でつぶやくような。素の前田健にセクシーなのキュートなのどっちがタイプよと詰め寄られるような。いえいえ新しいスケ番には興味ありませんよと。
 皆様におかれましても、くれぐれもご自愛くださいますよう。

song for(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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7月13日のアレ -遅刻じょんがら- [Health]

 帰宅して食事なども済ませ、どうしても眠いからってんで一眠りして、ふと目が覚めたらぼやけた視線の先にある目覚まし時計が11:30を指していて「わっちゃー、リハビリに遅刻やん、遅刻いうかもう終わってるやんけ、しゃあないからいいともまでまた寝よか」いうてふと窓の外をみたら真っ暗だってことよくあるよね。
 この時期に適切な表現なのかどうか判然としませんが、昔の人も「春眠、若槻も応援するゾ!」と云ったがごとく、深い眠りに落ちてしまうとなにがなんだかよくわからなくなります。目が覚めてからしばらく、夢とうつつがごっちゃのまま、なんてことも日常茶飯のわっぱ飯。先日などは、一小節も存ぜぬ津軽じょんがら節をステージ上にて披露せんならんという夢をみて、朝食がノドを通らぬほど青白い気持ちになりました。それに比べれば、リハビリをさぼるなんて大したことないっすね。ハハハ、全然よゆー。

昨夏(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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12月13日のアレ -牛肉帝国- [Health]

 アメリカ産牛肉の輸入、早ければ年内にも再開されることが決定したそうな。今回は異例とも云えそうなほどの長期に渡って、アメリカからの外圧に耐えたような気がします。最終的に輸入解禁という結論ありきの侃侃諤諤(かんかんがくがく)であったにせよ、これまでの日本という国を鑑みるとずいぶん粘ったほうではないか。もしかするとイラクに「派兵」したからこそ、アメリカに対して強気に出られたのかもしれませんが。
 アメリカ産の牛肉、できれば食べたくないというのが多くの日本国民の正直なところではあるまいか。いくら安くとも、BSEではたまらない。危険な部位は除去してあるとはいわれても、そんな面倒な作業をアメ公がきちんと行うのかどうかは大いに疑問であると、そのくらいに思われても仕方のない国です。BSEだなんだと騒がれて、農務省の隠蔽工作が明らかになってもなお、米国内の牛肉消費量はさほど落ちなかったのですから、食品の安全性に対するアメリカ国民の意識なんて高が知れるというものでしょう。
 アメリカ産牛肉の輸入再開を受けて、あるテレビ局が街頭インタビューを行っていました。「しばらくは様子を見てから……」という意見が多いなかで、「大丈夫でしょ、アメリカ人はみんな食べてるんだし」と語っていたある中年の男性が印象的でした。たしかにその通り。アメリカ人は安全なのかどうかよくわからない牛肉を、安全なのかどうかなど気にも介すこともなく浴びるように食している。いまのところはなにも問題は起こっていないようです。
 が、アスベストと同様、狂牛病には数ヶ月から数年にも渡る潜伏期間があることを私たちは忘れるべきではないでしょう。もしかすると、「アメリカ帝国」の意外な落とし穴になるのかもしれません。

一吹き(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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7月23日のアレ -地震とトイレ- [Health]

 東京の近辺にて大きな地震があったらしい。最大で震度5強を観測した地域もあるらしく、これは尋常ではありません。奇しくも国の中央防災会議が、マグニチュード7クラスの地震が首都圏をおそった場合の対策について報告書を提出した直後でした。
 報告書によると、首都直下型の地震であった場合、最悪で460万人の避難者があふれかえるという想定らしい。飲料水や食料といったものは備蓄できます。全員に行き渡るほどは難しいにしても、周辺各県などからの支援があれば餓死しない程度にはなんとかなるかもしれない。避難場所が不足するでしょうけれども、学校や公民館、体育館といった公共施設だけではなく、倒壊をまぬがれたビルやホテルといった民間施設を融通することで、雨露をしのぐだけの場所は確保できる可能性が高い。
 問題は、トイレなのではないかという気がします。トイレ。人間は生きていく以上、食べるものを食べれば必ず排出されるものもあります。トイレの施設それ自体は破壊をまぬがれたとしても、M7となれば上下水道が寸断されると考えるほうが無難でしょう。その場合、水洗トイレは汲み取り式よりもやっかいなことになります。しかも460万人分。
 特殊部隊の兵士が長期にわたって敵地に潜入する場合、ポリタンクを携行するそうな。そこにいたという痕跡を残さないことが前提の彼らは、排泄物をそのポリタンクに入れて持ち帰るわけです。それこそ「特殊」な状況における話ではありますが、もしかすると震災時にも有効な手段なのかもしれません。そこらに垂れ流して衛生環境を悪化させるよりもよほどいい。しばらくしてインフラが復旧したときに、ためておいたものをトイレに流せばいいのですし、なんなら肥料として北朝鮮に「無償支援」してもいい。
 というわけで飲料水用とは別に、各家庭はポリタンクを準備しておくべきではないかという提案でした。


まあその(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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6月26日のアレ -姥捨て- [Health]

 絵本作家の長新太氏がお亡くなりになられたそうです。享年77歳。心よりご冥福をお祈りいたします。
 長さんは、と書いていかりや長介氏を思い出しましたが、新太氏もいかりや氏も共に死因はガンでした。故二子山親方も然り、私の父方の祖母も然りです。一年間に三万人もが自殺する日本にあって、死因のトップはやはりガンである以上、著名人にガンで亡くなられる方が多いのも当然といえば当然です(私の祖母はまったくの無名人ですが)。
 ガンの治療方法は数あれど、コレという決定的な一打は現在のところ発見されていないようです。発症する部位もさまざまですから、たとえば胃ガンや大腸ガンといった特定のガンについては数年以内に決定的な治療方法なり治療薬なりが見出されるかもしれない。でも、肺ガンや乳ガンや咽頭ガンや……それらすべてに効用のある万能薬は困難でしょう。
 かりにガン全般に効く万能薬ができたとする。と、ガンに苦しむ患者やその家族は救われますし、医療費の削減にもつながるはずですから、一見するといいことずくめのように思えます。が、日本では一年間におよそ30万人がガンによって他界しています。これらの「ガンで死ぬであろう」人々が、新薬の登場によって、少なくともガンでは死なないことになる。その場合、ガン患者の大半が中高年層であると仮定すると、平均寿命が一段と伸びるでしょうから、ただでさえ崖っぷちの年金制度は確実に崩壊します。抑制された医療費を勘案しても、社会保障が成り立たなくなることは明白です。
 右肩あがりの成長を見こめない社会では「あちらを立てればこちらが立たず」の状態になるのもやむなし、といったところなのでしょうか。ふと、『楢山節考』で描かれた(もしくは志村けんのコントに描かれた)「姥捨て」を思い出してしまいました。「どこまでも山ばかり」の貧しい村にあって、老人はある程度の年齢になったら「山へ行く」ことになっている。そうしないと若い者が生きていけないからであり、昔からそうやって村を維持してきたわけです。だれもが必ずしも山へ行きたいわけではありませんが、来年には古希を迎えるおりんは、「楢山まいり」をむしろ楽しみにさえしている。
 ここでいう「山へ行く」とは「死ぬ」と同義です。息子に背負われて山をのぼり、決まった場所にたどりついたらそこでおろされて、そのまま座して死を待つ。すべてを理解したうえで、おりんは自慢だった歯を折ってまで「山へ行く」ことを望むのでした。
 村を生きながらえさせるために自らすすんで犠牲になるおりん。これこそが老人の鑑である、などと主張するつもりは毛頭ありませんし、「死ぬはずの人」を生かすような特効薬なんて開発されないほうがいいと考えているわけでもありません。「姥捨て」は貧しさゆえの悲劇です。でも、年寄りにあんまり長生きされても困るよなあ……という雰囲気が現代にあるのも事実ですし、あんまり長生きすると若い人に迷惑をかけるから……と考える年寄りが身近にいることもまた事実です。せっかく経済大国と呼ばれるまでに成り上がった日本、いったいどうしてしまったのでしょう。

ジョン(写真イメージです。本文とは関係ありません)


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